こんにちは
胃腸不調を改善し
健康体へ導くアドバイザーの
ゆみです。
今回は油の話をしていきますね。
食生活に気を遣う上で
意外と盲点なのが油です。
しかし、油に気を遣うことは
かなり大切なんです。
油には
積極的に摂った方がいい油と
避けるべき油があります。
今回は避けるべき油と
その理由について
お話ししますね。
最初に申し上げておくと
現代において
今から紹介する避けるべき油を
完全に避けることは
ほぼ不可能です。
あまり几帳面にならず
知識を得た上で
なるべく減らすように
行動していきましょう!
摂取量を減らすべき油
結論から言いますと、
以下の油の摂取量はなるべく
減らした方がいい油です。
・摂取量を減らすべき油
・格安油(キャノーラ油・コーン油・大豆油)
・格安オリーブオイル・格安ごま油
・加工食品の原材料
(植物油脂、マーガリン、ショートニング、ファストスプレット)
身近なものばかりで
いきなり
驚かれたかもしれません。
摂取を避けるのは難しいくらい
身近すぎますよね。
避けられないけど
常食は厳禁です!
その理由は以下の3つです。
・加工過程が多い
・遺伝子組み換え作物が原料
・人工固形油・人工半固形油
またまた馴染みのない言葉が
挙げられていると思いますが
これから説明していきますね。
本物ではない油
格安オリーブオイルは
オリーブオイル以外の油を
混ぜられた偽物です。
純度100%のオリーブオイルでは
ありません。
それを前提にお話を進めていきます。
格安ごま油も同様です。
安売りされているごま油も
原材料名を見てみると
【食用ごま油、食用なたね油】
などと表記されていると思います。
ごま油の場合は
わかりやすいですね。
加工過程が多い
先ほどあげた油は
加工過程が多い油です。
格安油のよくある加工過程を
見てみましょう。
格安油のよくある加工工程
種・実・豆類
↓
洗う
↓
押しつぶす・すりつぶす
↓
溶剤に溶かす
↓
150度で沸騰させ個体を除去
↓
ガム室を分離するため水を混ぜる
(ガム室とは・・リン脂質・タンパク質糖質)
↓
アルカリを加える
↓
分離除去のため高速回転
↓
110度で漂白
↓
フィルターにかける
↓
230度で蒸して脱臭する
↓
冷やしてフィルターにかける
↓
保存料と泡どめ剤を加える
↓
包装
気が遠くなるほど
工程が多いですよね。(汗)
このような加工過程で
抗酸化物質が取り除かれ
酸化が進みます。
抗酸化物質には
油を酸化から守る働きがあります。
また、私たちの身体の
酸化も防いでくれます。
酸化とは、簡単に言えば
【さび(錆)】のことで
老化や疲労、病気の原因のひとつです。
抗酸化物質
ありがたいですよね。
それがあれだけ多くの工程で
取り除かれているのです。
油の酸化の進みが早くなるのは
言うまでもありません。
油は
熱、光、酸素により酸化します。
- 加工過程の3回にわたる高温加熱
- 透明や半透明の容器で包装され光が直撃
- 購入後に開封して空気に触れる
- 調理に使い加熱される
抗酸化物質が取り除かれている状態で
このような過程を得ると
口に入る時には
油の酸化がかなり進んでいることは
言うまでもありません。
スーパーに並んだ時点で
すでに酸化は進んでいると
指摘する人もいるのです。
・肝臓への負担
・血管にダメージを与え
動脈硬化のリスクになる
・DNAを壊して発癌を促す
物質が含まれている
酸化した油を摂取する
リスクを上げました。
他にもありますが、この後お話しします。
酸化した油を摂ると言うことは
劣化した油を摂るのと同じことです。
油は全ての細胞膜の原料になり
多くのホルモンの原料になります。
そのことを考えると
摂取を控えることに
こしたことはありません。
遺伝子組み換え(GMO)作物が原料
格安油に使われている穀物や種が
GMOであることは
意外ではないでしょうか?
日本に輸入される外国産の
なたね、大豆、とうもろこしの
大半はGMOです。
また、現在の食品表示では
食用油はGMO材料を使っても
表示義務はありません。
大半の格安油の中身は
なたね油や大豆油、コーン油です。
知らないうちに
GMO材料を摂ってしまっている
ことになります。
日本は残留農薬基準を緩和した
格安油の原料はほぼ確実に
GMOであることが言えます。
それは以下の事実があるからです。
格安油の原料はGMO!
それを示唆する2つの真実
◎日本で多く流通している食用油の原料は、米国、カナダ、オーストラリア、ブラジルから
輸入された大豆やなたねやとうもろこしであること
◎上記4カ国で栽培されている大豆、なたね、とうもろこしのほとんどがGMOであること
なるほどですね。
日本は植物油の原料の多くを
海外から輸入しており
それがGMOということですね(涙)
GMOの安全性は不明確ですが
栽培される時にもれなく使われてる
除草剤は極めて危険だと言われています。
発がん性のある農薬が
使われているんですね。
人工固形油、人工半固形油のトランス脂肪酸
最後に人工固形油と半固形油の
お話を…..
マーガリン、ショートニング、
ファストスプレットが
これに当たります。
これは加工食品をより
美味しくするために
使われることが多いです。
例えばショートニングは
クッキーをサクサクの
食感にするために使われています。
これらの油は
液体の植物油脂に水素を混ぜて
固形にしたものです。
つまり、先ほど説明したような
加工工程とGMOの問題があります。
そして水素を混ぜる過程で
トランス脂肪酸というものを
生成されます。
これは世界的に規制が進んでいて
WHOもトランス脂肪酸の摂取は
総カロリーの1%以下に
抑えるように警告しています。
日本ではトランス脂肪酸のことを
あまり気にしなくていいという
風潮になっています。
しかし、外食や加工食品を
多く食べる人は
トランス脂肪酸を多く摂りすぎている
可能性が高いのです。
実際、特定の年齢層だけをみると
トランス脂肪酸の摂取量は
優位に1%を超えているという話もあります。
【トランス脂肪酸による悪影響】
◎細胞膜が硬くなる
(がん、心臓病、動脈硬化のリスクUP)
◎虚血性心疾患のリスクUP
◎認知機能低下
◎不妊症リスクUP
トランス脂肪酸による
悪影響の具体例です。
認知機能リスクやがんや
動脈硬化のリスクなど
避けなけれならないリスクばかりです。
油の選び方はとても重要
いかがだったでしょうか?
食事への気遣いにおいて
油は意外な盲点だったのでは
ないでしょうか?
油は3大栄養素の一つ。
全身の細胞膜を作り
多くのホルモンの材料になり
エネルギー源にもなる重要なものです。
少しずつでもいいので
気を遣っていただくと
短期的にも長期的にも
心身の健康の維持に
一役買うのではないでしょうか?
油は毎日使うものなので
1年、10年、50年でみると
かなりの使用量になります。
そんな油の買い方を
少し変えてみるだけで
身体は違ったものになっていきます。
大きな病気が油の選び方で
回避できる要因の一つになるのなら
やってみるべきだと思います。
できるだけ、
いつまでも健康で
いたいじゃないですか♪
ガンになって長期の治療になるのも
痛みを堪えるのも辛いです。
血管系の大きな病気になり
突然愛する家族と
お別れするのも辛いです。
私の夢は
生涯現役で誰の世話にもならずに
眠るように逝くこと。
あなたの未来は
どのようなものですか?
それを叶えるために
今日から避ける油の回避、
一緒に頑張りましょう。
買い物は投票です。
売れなければ作りません。
あなたとあなたの家族のために
今選ぶものはどれですか?
今度は摂るべき油について
ブログに書きますね。
最後までお読みくださり
ありがとうございました。
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